新入荷 再入荷

福永武彦 「草の花」 初版本・昭和29年・新潮社・帯付

flash sale icon タイムセール
終了まで
00
00
00
999円以上お買上げで送料無料(
999円以上お買上げで代引き手数料無料
通販と店舗では販売価格や税表示が異なる場合がございます。また店頭ではすでに品切れの場合もございます。予めご了承ください。
新品 3276円 (税込)
数量

商品詳細情報

管理番号 新品 :2956197276
中古 :2956197276-1
メーカー 福永武彦 「草の花」 初版本・昭和29年・新潮社・帯付 発売日 2025/03/01 00:08 定価 3276円
カテゴリ

福永武彦 「草の花」 初版本・昭和29年・新潮社・帯付

「研ぎ澄まされた理知ゆえに、青春の途上でめぐりあった藤木忍との純粋な愛に破れ、藤木の妹千枝子との恋にも挫折した汐見茂思。彼は、そのはかなく崩れ易い青春の墓標を、二冊のノートに記したまま、純白の雪が地上をおおった冬の日に、自殺行為にも似た手術を受けて、帰らぬ人となった。まだ熟れきらぬ孤独な魂の愛と死を、透明な時間の中に昇華させた、青春の鎮魂歌である。」(新潮社) ~青春の一冊~ 「 著者の福永武彦(1918~1979)は仏文学を専門とし、長らく学習院大学で教鞭を執っていた。「草の花」は彼の代表作である。私は 17 歳の時にこの作品に出会い、以後の恋愛観や人生観に明確な輪郭を与えられた。一度読んだ本を、二度読み、三度読みする質ではないが、この本だけは例外であった。(中略) まがうかたなき恋愛小説であるが、読後、身を切られるような寂寥感と圧倒的な孤独感を味わうことになる。 <人はみな草のごとく、その光栄はみな草の花の如し(ペテロ前書、第 1 章 、24)> 私は無神論者だが、作者が冒頭に引用しているこの聖書の一句は、深く心に残っている。そして、無知ではあったが、心が滾るような青年時代が、確かに私にもあったことを夢幻のごとく思い出す。青春の孤独と虚無を鋭く切り取り、サウダージな感情が横溢している一冊、落涙を禁じえない。 「草の花」を手に取り、ページをめくり、その感動を私に伝えてくれる読者がいたら、これ以上の喜びはない。(後略 」(鳴門教育大学長 田中雄三) 新潮社・昭和29年4月初版発行の福永武彦「草の花」帯付きです。装幀は日本画家で多くの文豪の挿絵を描いた江崎孝坪です。三方にヤケと小シミが少しありますが、書き込み、蔵書印などはありません。この作品は昭和47年3月に改版版(決定版)がでています。希少な帯付き初版本です。 70年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。

商品情報の訂正

このページに記載された商品情報に記載漏れや誤りなどお気づきの点がある場合は、下記訂正依頼フォームよりお願い致します。

訂正依頼フォーム

商品レビュー

レビューの投稿にはサインインが必要です